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  • バイオクライマティックデザインによる住宅設計のパターン・ランゲージ

2-6 それぞれの暮らし

更新日:2022年1月10日

Life in Each Region


地域に根づくそれぞれの暮らしのかたちを踏まえて住宅を計画します。






*雪国の暮らし、南国の暮らし、都会の暮らし、田舎の暮らしなど地域に根づくそれぞれの暮らしや暮らしの工夫を踏まえて住宅を計画します。ここでは、雪国の暮らしにおける住宅を考えてみましょう。

風が通り抜ける住宅を計画しています。


例えば、雪国における住宅を計画しています。


▼その状況において

その地域に根づいた暮らしのかたちを踏まえて計画をしないと、その地域の暮らしに適合した住宅とならず、バイオクライマティックな住宅は実現しません。

なぜなら

・雪国における、地域ごとの雪質や積もり方には違いがあり、それを知らないと、屋根形状、屋根雪の処理、雪質に適した屋根材料の選択などが適切にできず、その地域の暮らしに適合した住宅は実現しません。

・また、その地域に根付いた暮らしのかたちを踏まえないと、雪国における緩衝空間としての玄関や風除室、緩衝領域としての屋外通路などを計画することができません。

・雪国には、厳しい冬を乗り切るための暮らしの工夫が凝縮されたかたちがあり、その暮らしの工夫を踏まえないと快適な雪国の住宅は実現しません。


▼そこで

例えば、雪国において、その地域に根づいた暮らしのかたちを踏まえて、厳しい冬を乗り切る快適な住宅を計画します。

例えば

・地域ごとの雪質や積もり方を踏まえ、地域の暮らしにあった屋根形状、屋根雪の処理、雪質に適した屋根材料の選択などを計画します。 北海道札幌の「じょうご型」の「無落雪屋根」などを参考にします。

・その地域に根付いた暮らしのかたちを踏まえ、雪国における緩衝空間としての玄関や風除室、緩衝領域としての屋外通路などを適切に考えます。 新潟の「雁木(がんぎ)」、青森県黒石の「小見世(こみせ)」などを参考にします。

・昔から伝えられてきた雪国の厳しい冬を乗り切るための暮らしの工夫を踏まえることにより、厳しい冬を乗り切る快適な住宅を設計します。


▼その結果

・地域による雪質や雪質変化に対応し、屋根雪を「滑落」「融雪」「耐雪」するなどを適切に処理することのできる屋根をもつ住宅が計画できます。

・雪国における緩衝空間としての玄関や風除室、緩衝領域としての屋外通路などをもつ快適な住宅を設計することができます。

・今後、建築を計画する時に、その地域に根づいた暮らしのかたちを踏まえて、快適な建築が設計することができます。

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