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  • バイオクライマティックデザインによる住宅設計のパターン・ランゲージ

6-2 熱の可視化

更新日:2022年1月10日

Thermal Visualization


熱を可視化することで、熱を活用します。


















*熱の可視化とは、普段は目で見ることができない熱の流れなどを観察可能にする技術です。サーモカメラなどの先端機器はもちろんのこと、BIMなどを活用したシミュレーション、模型を使用したものまで様々な方法があります。


住宅の熱環境を考えています。


▼その状況において

熱は目に見えないものでありながら、快適性に大きく関係しているため、直感による把握を基本にした上で、見える工夫も併用しないと適正にコントロールできず、快適な住宅は計画できません。

なぜなら

・経験や直感による判断をした上で、シミュレーションなどの可視化による確認を併用しないと、温熱環境をより正確に把握できず、環境に配慮した住宅は実現しません。

・模型実験により、熱の移動や熱の上昇などを検証した上で計画をしないと、目標とする熱環境となっているかがわからないため、快適な住環境は設計できません。

・熱環境シミュレーションで、目標を設定した検証を行わないと、適正な熱環境の範囲の確認がとれないため、快適な室内環境は実現できません。


▼そこで

直感だけではとらえきれない熱を、可視化できる機器やシミュレーションソフトを使用して可視化することでより正確に把握し、適切な熱環境の住宅を計画します。

例えば

・「外壁面は夏に最も日射量が多い」や「冬は太陽高度が低い」などは、経験や直感にもとづいて計画に結びつけることができます。

・熱の状況を知るためにサーモカメラを使用し、風の流れを見るために、風洞(風速計などで各場所の風速を可視化した)実験や流体解析(線香などで風を可視化した)模型などを作成します。

・BIMやシミュレーションソフトを用いて、夏至や冬至を基本に、太陽から壁面や床面が受ける熱量を色分けしながら可視化します。


▼その結果

・見えない熱を可視化することで、直感だけではわかりにくい熱の移動や日照のシミュレーションを把握することができ、正確な熱の検討を踏まえた快適な住宅が設計できます。

・模型などを活用して、視覚的に熱の移動を把握することで、夏の排熱や冬の集熱などを具体的に計画することができ、快適な住宅が実現します。

・コンピューターを用いてシミュレーションすることで、直感や模型などで検証するよりもさらに詳細な設計が可能となり、快適な住宅が設計できます。

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